PUBG生みの親、リアル版マイクラの開発に意欲を示す

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バトルロイヤルシューター「PUBG」の生みの親として知られるPlayerUnknownことBrenden Green氏は、海外メディア「GamesRadar+」において、リアルなマインクラフトを実現したいと意欲を示しました。

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地球規模でリアルに再現を目指す

新スタジオで開発中の地球規模シミュレーションゲーム「Project Artemis」では、ある地域を見渡した際に「ここには鉄があるはず」「この資源はここに存在するはず」と直感できるような環境を目指しているとのこと。

実際に鉱山を開設して資源採掘を行うシステムなど、シヴィライゼーションやエイジ・オブ・エンパイアのような要素を3D上の「レイヤー」として組み込む計画があるといいます。

「Project Artemis」はまだ実現までに10年近い時間を要するとされますが、チームは自然環境や地形が実際の生態系と調和するように全体を生成する仕組みの構築に取り組んでいます。

また、同じ自動生成技術を活用したサバイバルシミュレーション「Project: Go Wayback」では、メニュー操作による簡単なキャンプ設営ではなく、プレイヤー自身が厳しい環境下で自力で寒さや自然の脅威に対処するリアルな体験が提供される予定であり、ここで培われた仕組みも「Project Artemis」に活かされる予定です。

「Project Artemis」は、従来のゲームデザインを超え、地質や生態系といった現実世界の要素を取り入れた新たなオープンワールド体験を提供する狙いがあるとのこと。

マイクラよりシミュレーション寄りな作品に?

マイクラというワードは出てきているものの、発言内容を見ると、シミュレーション要素に重きを置いて開発が進められている印象を受けます。

いずれにせよ、「Project Artemis」は、著名クリエイターによる長期的な取り組みとして発表されているものだけに、開発状況には大きな関心が集まりそうです。

2025年1月には、マイクラ生みの親として知られるノッチ氏が、「マインクラフト2」を作ると宣言して数日で撤回するという出来事もありましたが、こちらは順調なプロジェクト進行を期待したいものです。

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