マイクラ生みの親が精神的続編の開発に意欲

2025年1月4日

マインクラフト(マイクラ)と言えばMojangが開発したことで知られていますが、その創始者はNotch(ノッチ)ことMarkus Persson氏です。

ノッチ氏は2014年にMojangを離れていますが、そのノッチ氏は2025年、自身のX(@notch)にて、「マインクラフト2」の制作について意欲を示しました。

「市場調査」とするユーザー投票で「マインクラフト2」が多くの票を集めた後のポストにて、オリジナル作品としてのマインクラフトの精神的続編の制作を、真剣に検討していると述べています。

もちろん、マイクラの権利はMicrosoftが保有していますので、ノッチ氏が本当の意味での「マインクラフト2」を開発するわけではなく、あくまで精神的続編であることは強調されています。

Mojangの仕事を評価しつつ、Microsoftについてはあまり良くない感情をもっていることをにじませたノッチ氏。

現在のマイクラについて、なにやら思うところがある様子の生みの親が、今あらためて「マイクラ」のようなゲームを作り直すのならどんなゲームになるのかは気になるところです。

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【用語解説】精神的続編とは?

精神的続編とは、一般的な続編とは異なり、ストーリーやキャラクターを引き継がない形で、よく似た世界観やゲームシステムを用いて作る新たな作品を指します。

これは主に、権利関係の問題を回避するために用いられます。例えば今回のケースであれば、ノッチ氏はマイクラの生みの親ではあるものの、マイクラの権利はMicrosoftに売却しているため、「マインクラフト2」を許可なく作成することはできません。そのため、マイクラによく似た別の作品を作ることになるわけです。

ゲームの世界ではしばしば用いられる手法で、多くの場合は元の作品の中心メンバーが開発を主導しています。たまに開発者と深い関係にある人やファンが取り組むこともあり、後に精神的続編として評価される場合もあります。