PUBG生みの親の「リアル版マイクラ」構想に暗雲。スタジオの経営難と「Project: Go Wayback」の開発中止が明かされる
バトルロイヤルシューター「PUBG」の生みの親として知られるPlayerUnknownことBrenden Green氏のスタジオが手掛けていた「Project: Go Wayback」の開発が終了し、アーリーアクセス中だった同作は無料化されることが明らかになりました。
スタジオの経営難を理由とするもので、同作で培ったノウハウを活かして「リアル版マイクラ」を開発する長期プロジェクト「Project Artemis」の先行きにも暗雲が立ち込めています。
売上の伸び悩みが原因か
「Project: Go Wayback」は、2025年11月にアーリーアクセスを開始したサバイバルゲームです。日本語は非対応。
独自の機械学習技術を活かし、ゲームを開始するたびに64平方キロメートルのワールドが生成されることを大きな特徴としています。
刻々と変化する天気と時間を見定め、食料や水を探しながら、新たなシェルターへの道を切り開きます。
2026年6月4日時点での評価は、265件中69%が好評とする「賛否両論」のステータスを獲得しています。レビュー件数を見ても、かなり苦戦していたことが読み取れます。

スタジオの公式Xに掲載された声明では、これ以上の資金提供が困難になったことを明かしたうえで、スタジオを再編成し、独自エンジン「Melba」の開発は継続しつつも、「Project: Go Wayback」の開発中止および無料化を発表しています。
An update from our studio. pic.twitter.com/3E8Ke60mci
— PLAYERUNKNOWN Productions (@pp_socials) June 3, 2026
【筆者の考察】Project Artemisの継続は不透明に
「Project: Go Wayback」は、地球規模シミュレーションゲームを実現する「Project Artemis」3作品の第一弾として、ここで培われた技術やノウハウを今後の開発に活かしていく実験的な作品です。
メディアインタビューでは、リアル版マイクラのようなゲームを作りたいとの意気込みも語られていました。
「Project: Go Wayback」の開発終了および無料化にあたって、「Project Artemis」に関する言及は行われていません。
独自エンジン「Melba」の開発が継続されることから、ひとまずは「Project Artemis」も継続されるという判断なのでしょう。
ただし、スタジオの経営難が明らかになったこともあり、「Project Artemis」はかなり厳しい状況に追い込まれたと言わざるをえません。

