【マイクラ】Java版でスポーンチャンクのデフォルト値が縮小されるスナップショット24w03aが配信に【Minecraft】

2024年3月31日

マインクラフト(マイクラ)のJava版において2024年1月17日、 24w03aのスナップショットが配信されました。

Java版1.20.5で行われる変更に対するスナップショットであり、テストやフィードバックを経て正式実装となります。

このスナップショットでは、1.21要素となるアルマジロの仕様変更のほか、Java版の特権とも言えるスポーンチャンクのデフォルト値を狭くする変更が行われています。

この記事では、スポーンチャンクの変更点について紹介します。なお、こちらの要素は正式実装前のものであり、変更になる可能性があります。

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スポーンチャンクを98%削減へ

スポーンチャンクとは

Java版では、スポーンチャンクという範囲が設定されています。

これは、ワールドを作成したときにスポーンした位置の周辺に設定されるもので、この範囲はプレイヤーがどこにいても読み込まれ続ける性質があります。

そのため、このエリア内に自動化機構を設置することで、それらが止まることなく稼働し、アイテムを効率よく入手することができます。

一方、常に読み込まれ続けることは、ゲームを重たくする要因にもなり得ます。

スポーンチャンクは3×3チャンクのみに

現在のスポーンチャンクの範囲は、半径10(19×19チャンク)です。それが24w03aのスナップショットでは、デフォルト値が半径2(3×3チャンク)にまで縮小されています。サイズにして98%の削減となります。

読み込む範囲を縮小することで、マイクラの動きは軽くなります。スペックが低めのPCであっても、Java版を快適にプレイできるメリットはあるでしょう。

一方、スポーンチャンクに多くの自動化機構を配置しているプレイヤーは影響を受けそうです。48マス四方はかなり狭いため、配置する機構は厳選する必要があるでしょう。

コマンドや初期設定で変更可能に

今回の変更に合わせ、スポーンチャンクを変更する新たなコマンドが追加されます。

/gamerule spawnChunkRadius ◯

◯の部分に0~32の数字を入れることで、スポーンチャンクの範囲を変更することができます。0ならスポーンチャンクは無効に、2は新しいデフォルト値、10は現在のデフォルト値です。

チートモードをオンにするか、あるいはワールド生成時の初期設定で変更が可能です。

初期設定さえ忘れなければ、これまでどおり、またはそれ以上のスポーンチャンクの広さで楽しめます。進捗の達成にも影響はありません。

24W03Aの全文はこちら

スポーンチャンクのほか、さまざまな変更が行われています。全文は以下で確認してください(英語)。

Minecraft: Java Edition – Snapshot 24W03A

まとめ

スポーンチャンクのデフォルト値が変更されることで、多くのプレイヤーにとっては動作の軽量化効果があるとのことですので、まずはそれがどの程度のものか見極めたいところです。

また、スポーンチャンクの広さが初期設定で変更になることで、これまで通り、あるいはこれまで以上の広さで楽しむことも可能です。全体としては自由度を高めるための変更と言えるでしょう。

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