【マイクラ】スナップショット25w31a配信。銅ゴーレム・棚など追加のほか、スポーンチャンク廃止の大きな決断も【Java版】
マインクラフト(マイクラ)のJava版では、7月29日にスナップショット25w31aが配信されました。2025年秋が予想される今後のアップデートのテストバージョンに当たります。
統合版のベータ&プレビューで先行実装されていた銅ゴーレムを始めとする銅関連や棚などが追加されたほか、今回が初出となる銅の馬鎧や避雷針の錆び、さらには「スポーンチャンク」を廃止するという大きな変更が行われています。
なお、この記事で紹介する内容は正式実装が決定したものではありません。
スナップショット25w31aの主な内容
銅の使い道を増やすアップデートとなっていますが、最も注目されるのは、アイテム仕分け機能を有した銅ゴーレムです。動きの特徴を理解する必要はあるものの、銅のチェストに雑にアイテムを放り込んでおけば、チェストに仕分けしてくれます。
新たな収納ブロックとして追加される棚にも注目が集まっています。棚には3スタックのアイテムが収納可能で、収納したアイテムは棚の表面に表示されます。棚は木材ごとにあるため、装飾目的での活用も大いに期待されます。
統合版で既出の内容については、それぞれ解説記事を用意していますので、そちらをチェックしてください(アイテム名タップで移動します)。
初登場の要素
ここからは、今回のスナップショットで初めて公開された内容について解説します。
避雷針も錆びる
避雷針が錆びるようになりました。
避雷針は銅でできている割に錆びませんでしたが、ようやく他の銅系ブロックと同じ扱いになりました。
銅の馬鎧
銅の馬鎧は、鉄の馬鎧と同じルートテーブル、確率で構造物のチェストに生成されます。
銅の馬鎧の防御力は4です。
ロードの仕組み変更・スポーンチャンクの廃止
より大きな変化が、ローディングやスポーンチャンクの仕組みが変更になったこと。スポーンチャンクに関しては、削除という大胆な変更が行われています。
Java版特有の仕組み
Java版では、初期スポーン地点から一定の範囲内をスポーンチャンクとし、プレイヤーがいる場所に関係なく読み込みが行われ続けます。
本来は、プレイヤーがすぐに参加できるようにスポーン地点を常に準備しておくためのものでしたが、すでにその役目は終えており、むしろ多くのメモリを消費してゲームが重たくなるというデメリットのほうが大きくなっていたとのことです。
2024年のアップデートでは、スポーンチャンクのデフォルト値を小さくする変更が行われましたが、今回はそれより一歩踏み込み、スポーンチャンク自体をなくしてしまうものとなります。
チャンクローダーでの代替が進んだことも理由
スポーンチャンク内に装置やトラップを作成することで、遠くで作業や冒険をしていてもアイテムがたまっていくというメリットがあります。
とはいえ、開発者も言及している通り、近年では「ポータルやエンダーパールなどを用いた代替的なチャンク読み込み」、つまり「チャンクローダー」という仕組みの活用が広がっています。
チャンクローダーは好きな場所に設置できるため、スポーンチャンクと比べても利便性が高いのがメリット。スポーンチャンクのように強制的に設定されるものではないため、PCのスペックに応じて活用できるのも良い点です。
このような背景もあり、今回のスナップショットでは、スポーンチャンクの廃止という決定が下されています。
チャンクローダーがより安定する改善も
なお、スポーンチャンクの廃止に合わせ、チャンクの読み込みに関するいくつかの改善も行われています。
まず、サーバーを起動したり、プレイヤーが参加したりするタイミングでは、スポーンチャンクと同様に以下のチャンクを完全にロードすることを保証します。
- forceloadコマンドでロードされたチャンク
- ネザーゲートによって読み込まれたチャンク
- 投げたエンダーパールによって読み込まれたチャンク(シングルプレイ時)
- プレイヤー周りの小さなチャンク(シングルプレイ時)
- ワールドのスポーンに必要なチャンク(ワールド生成時)
また、ワールドをロードしているときの画面には、スポーン地点周辺のチャンクではなく、プレイヤーが配置される予定のチャンクが表示されるようになります。
ロード中は進捗バーが表示されるようになります。このバーは、あらゆる種類のチャンク読み込みの進行状況を反映します。
詳細な仕様は今後検証が進むでしょうが、ざっと見た限りでは、チャンクローダーの仕組みをより安定させるためのものと言えそうです。
まとめ
マイクラJava版のスナップショット25w31aでは、統合版が先行していた銅関連のアップデート内容に加え、スポーンチャンクの廃止&ローディングの仕組み変更という大きな変更が行われています。
もし現時点で初期スポーン地点を活用する仕組みを利用しているのであれば、廃止のときに備えてチャンクローダーについて勉強しておくとよいでしょう。
紹介した内容のほか、いつでもF3でデバッグ画面が開くなどの変更も行われています。変更内容全文は以下をチェックしてください。