【マイクラ】建物や地形をコピー&ペーストできるクローンコマンドの使い方を解説【Minecraft】
マインクラフト(マイクラ)のクローンコマンドを使うと、建物や地形をそのままコピーして他の場所に生成することができます。
この記事では、クローンコマンドの使い方を解説します。同じ形のものを簡単に増やしたい人は参考にしてください。
1)コマンドを入力できるようにする
コピーを利用するには、まずコマンドを入力できるようにする必要があります。以下の記事を参考に設定してください。
2)クローンコマンドを入力する
クローンコマンドは、/cloneで実行します。コマンドの形は以下のとおりです。
/cloneの後に数字が9個もあります。最初の3つがコピー元の最小座標、次の3つがコピー元の最大座標、最後の3つがコピー先の最小座標です。
それでは、順に解説します。
コピー元座標の特定し目印を置く
まずは、何をコピーするか決めましょう。今回は例として、こちらの村人ハウスをコピーして増やします。
コピーしたいものの範囲を調べます。範囲内でXYZが最も小さくなるところ(最小座標)と、最も大きくなるところ(最大座標)の2か所を特定しましょう。
この建物なら、赤い羊毛の座標が最小座標、青い羊毛の座標が最大座標です。コピー元全体を含む直方体をイメージするとよいでしょう。
作業の際は、このように目印を置くと間違いが少なくなります。今回は赤青黄の羊毛を使用していますが、もちろん何を使っても構いません。
コピー元2か所の座標を調べる
コピー元の2か所の座標を調べます。Java版と統合版では方法に違いがあります。まずはJava版で解説し、統合版は後ほど解説します。
/cloneから半角スペースの後に座標を入れます、このとき、Java版では赤い羊毛に視点を合わせておくと、予測変換のところに座標が表示されますので、「Tab」キーでこの座標を選択して確定しましょう。この時点ではエラーが出ますが問題ありません。
同じように、青色の羊毛の座標に視点を合わせます。コマンド画面を開いたら、方向キーの上を押しましょう。すると、先ほど調べた赤色の羊毛の場所が表示されます。
半角スペースに続いて、青色の羊毛の座標が表示されますので、これも選んで確定します。引き続きエラーが出ますが気にする必要はありません。
コピー先座標を特定して貼り付け
最後に、コピーする場所の座標を選択します。作成したい場所に黄色の羊毛を置いて視点を合わせます。
コマンド画面を開いて方向キーの上を押すと、先ほどの2つの座標まで入力した状態になりますので、半角スペースに続いて黄色の羊毛の座標を選択してコマンドを確定します。
すると、黄色の羊毛の位置に赤い羊毛が来て、このようにコピーされます。
統合版の座標入力
統合版(PC)は、視点を合わせたときに座標が1つずつしか表示されません。X座標を入力して半角スペースを入れるとY座標が表示されますので、順に入力していきましょう。
それ以外はJava版と同じです。方向キーの上で前のコマンドを呼び出しながらコマンドを入力していきましょう。
統合版(Switch)では、前のコマンドを呼び出す方法がおそらくないため、すべての座標を調べてからクローンコマンドを入力することになります。
設定から座標を表示した後、最小座標、最大座標それぞれのブロックに視点を合わせて立ち、そこからY座標(2つ目)の数字を-1したものが入力する座標です。メモを取ってから入力することをおすすめします。
3つの座標をメモできたら、以下のように入力しましょう。
コピーの向きはコピー先の最小座標が基準
コピーしたときの向きはコピー元を引き継ぎ、変更することはできません。
3つ目の座標は範囲内の最小座標となりますので、今回の例で言えば、黄色い羊毛の位置に赤い羊毛がくるようにコピーされ、そこから最大座標の位置に青い羊毛がくる向きになります。
似たような機能がある「ストラクチャーブロック」を使うと、コピーしたものの向きを変えて呼び出すことができます。Java版と統合版で微妙な違いがありますので、対応した記事をご覧ください。
コピー元のブロックを置き換えると
コピー元の範囲内でブロックを置き換えたとき、コピー先にもその内容は引き継がれます。例えば目印に設定したブロックを壊しておけば、以下のように建物だけコピーされます。
クローンコマンドの上限
クローンコマンドでコピーできるブロック数には上限があり、それを超えるとエラーが出ます。その場合は、一度にコピーする範囲を狭くして、何度かに分けてコピーしましょう。
Java版では、
のコマンドで、コピーできるブロックの上限を増やすことができます。
まとめ
クローンコマンドを使えば、今回のように家を量産することもできますし、柱のように同じ構造のものを並べるのも簡単になります。
クローンコマンドは範囲の指定が重要になりますので、慣れるまではしっかり目印を置いて、座標を見ながら慎重に作業するようにしましょう。