【マイクラ】特定の方向を向かせるrotateコマンドを解説。Java版限定【Minecraft】

マインクラフト(マイクラ)Java版の1.21.2アップデートにて、エンティティの向きを変える「rotate」コマンドが追加されました。

この記事では、rotateコマンドの使い方を解説します。最新のコマンドについて理解を深めたい人は参考にしてください。

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1)コマンドを入力できるようにする

rotateコマンドを利用するには、まずコマンドを入力できるようにする必要があります。以下の記事を参考に設定してください。

2)rotateコマンドを入力する

rotateコマンドは、エンティティの向きを変えるコマンドです。例えば、コマンド実行者を北方向の正面を向かせるコマンドは以下のとおりです。

/rotate @s -180 0

/rotateに続き、向きを変えたいエンティティを入力します。プレイヤー名の指定も可能です。対象は1体である必要があります。たくさんいるエンティティのうち1体を指定するなら、例えば

@e[type:minecraft:creeper,limit=1]

のように、1体に制限する必要があります。

最後の2つの数字で方向を指定します。1つ目の数字が東西南北、2つ目の数字が上下を表します。

真北:-180 真東:-90 真南:0 真西:90

真上:-90 正面:0 真下:90

小数点以下も使用可能で、途中の数字を指定することで、北東ちょっと下や南寄りの西真上などの向きにすることができます。相対座標(~)での指定も可能で、その場合はコマンド実行者を基準とした向きになります。

なお、これらの数字はF3でデバック画面を開いたとき、「Facing」の項目に表示されているものですので、ここで確認すると方向をイメージしやすいでしょう。

rotateコマンドの応用

座標で指定する

対象を特定の座標の向きに変えることもできます。例えば、コマンド実行者を[100,100,-200]の座標に向かせるコマンドは以下のとおりです。

/rotate @s facing 100 100 -200

対象を指定した後、facingに続いて向かせたい座標を入力します。相対座標(~)やローカル座標(^)での指定も可能です。

エンティティを指定する

対象を特定のエンティティの向きに向かせることもできます。例えば、コマンド実行者を「目印」という名前のついた、もっとも近くにいるエンティティの方向に向かせるコマンドは以下のとおりです。

/rotate @s facing entity @e[name="目印",limit=1,sort=nearest]

対象のエンティティは1体に絞る必要があります。プレイヤーも指定可能です。

対象のエンティティを指定した後、「eyes(目)」「feet(足元)」でエンティティのどの位置を見るか指定できます。省略すると「feet」になります。

該当するエンティティが見つからない場合、「エンティティが見つかりませんでした」と表示されます。また、ディメンション(オーバーワールド・ネザー・エンド)が異なる場合も同じ表示になります。

まとめ

rotateコマンドは、エンティティの向きを変えるコマンドです。お宝探しやかくれんぼに使えそうな印象ですが、新しいコマンドですので、これからさまざまな使い道が開発されていくことでしょう。