【マイクラ】新世代の建築MOD「Axiom」導入方法と基本的な特徴を紹介【Minecraft】

マインクラフト(マイクラ)Java版の建築MODと言えば、圧倒的に有名なのが「Wordledit(ワールドエディット)」です。独自のコマンドで地形の整地や生成、コピーなどを簡単に行うことができ、主に建築をメインに楽しんでいる人に愛用されてきました。

そんな中、最近注目されている建築MODが「Axiom」です。Axiomは、マイクラに独自のUIを追加し、まるで3Dモデル作成ソフトのように手軽に操作できる新世代の建築MODです。「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」再現マップで話題となったGrazzy氏も、その制作にAxiomを活用しました。

この記事では、Axiomの導入方法や基本的な特徴を解説しています。AxiomがどんなMODが知りたい、あるいは自分で使ってみたい人は参考にしてください。

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Axiomの導入方法

必要・推奨MOD

「Axiom」を使うには、前提MOD(MODを動かすためのMOD)として「fabric」および「fabric API」の導入が必要です。また、軽量化MODの「sodium」との併用も推奨されています。

それぞれマイクラ本体のバージョンに対応するものを使用しましょう。本体アップデート直後は対応していないこともあります。

fabricをインストールする「fabricローダー」を起動しfabricを導入すると、「マインクラフトランチャー」に自動的に起動構成が作られますので、「mods」フォルダ内にそれぞれのMODを入れてください。

「mods」フォルダは、デフォルトでは
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\.minecraft\mods」
にあります。

MODのダウンロード

MOD 配布先
fabric Fabric公式サイト
fabric API CurseForge/Modrinth
sodium Modrinth(Fabric対応のリリース版を選択)
Axiom Axiom公式サイト/Modrinth

マイクラを起動

すべてのMODが導入できたら、作成された起動構成を選択してゲームを起動し、ワールドを読み込みます。新規でも既存のワールドでもOKです。初回は英語の説明が表示されますが、分からなくてもとりあえず大丈夫です。

先に進むと、ホットバーの右端に見慣れないマークがあります。これがAxiomを導入できている印となります。

地形・大規模建築向け「エディターモード」

右シフトを押すとエディターモードに入り、UIが表示されます。始めて見たときは、「これ本当にマイクラ?」と思うことでしょう。

日本語化はされていますが機械翻訳と思われ、意味が分かりにくかったり未翻訳だったりする部分もあります。使いながら覚えるのがよいでしょう。

移動はいつもと同じ操作ですが、視点移動は左クリックをしながら行う形に変わります。上部メニューの「キーバインド」からカメラ操作の反転も可能なのでお好みで。

左上のアイコンからツールを選択します。球形や直方体などの立体を生成したり、地形を盛り上げたりランダムに荒らしたり。3D制作ソフトのように動かすだけで、多彩な地形を簡単に生成できます。

テキストも、文字を打ち込み設置場所を指定するだけ。デフォルトでは日本語は表示できませんが、「Use Builtin Font」のチェックを外して「Select font」で日本語フォントを選択すれば、日本語もいけます。

あらゆるツールでは、サイズや向き、使うブロックなどの設定変更が簡単に行えます。

やり直しも履歴をたどるだけなので、失敗を恐れずに制作に取り組めます。天気や時間のコントロールもUI上から行うことができます。

小規模建築向け「ビルダーモード」

Axiomにはビルダーモードもあります。エディターモードを閉じて(右シフト)いつもの画面に戻ると、ビルダーモードで操作できるようになります。

マウスのホイールを回してホットバーのカーソルを一番右のアイコンのところにもっていきます。この状態でAltキーを押しながらホイールを回すと、さまざまなモードに切り替えることができます。

範囲を指定してブロックを動かしたり、コピーしたり、対称にブロックを配置したり。

ホットバーのカーソルを一番右以外に合わせて左Altを押すと、ビルダーモードのメニューが表示されます。ホットバー自体を切り替えたり、さまざまな機能のオンオフができたりします。ブロックの大量破壊や置き換え、高速配置などが使えます。

より大規模な建築や地形作りをするエディターモードに対し、小さな建築や細部の調整に使うのがビルダーモードというイメージです。

ちなみに、ビルダーモードで加えた変更は、エディターモードの履歴に残ります。ビルダーモードのキー操作(Ctrl+Z)で戻すことも、エディターモードを利用してやり直すことができます。

まとめ

Axiomの紹介でした。コマンド主体のworldeditと比べてより直感的に理解できるのが最大の特徴と言えるでしょう。

今回紹介した内容は、Axiomでできることの一部にすぎません。地形ごと作り変えるような大規模建築をするなら、現時点でトップクラスのMODですので、一度試してみてはいかがでしょうか。

マイクラ攻略

Posted by gtom