【マイクラ】コマンドで座標を表す3つの方法と、「^(キャレット)」を使うメリットを解説。向きが基準になる【Minecraft】

マインクラフト(マイクラ)でコマンドを使用するとき、さまざまな方法で座標を表現することができます。すべての数字をはっきり指定することもあれば、「~(チルダ)」や「^(キャレット)」といった記号を使って指定することもできます。

この記事では、座標の表し方や「^(キャレット)」の使い方、メリットを解説します。「~(チルダ)」との違いが知りたい人は参考にしてください。

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座標の3つの表し方

座標の表し方は3種類

マイクラでは、座標を表す方法は3つあります。通常のサバイバルモードでは「絶対座標」のみ知っておけば問題ありませんが、コマンドを使う場合は、「相対座標」「ローカル座標」も理解しておくと便利です。

座標の表し方 意味 数字・記号
絶対座標 座標そのものを数字で表す 数字のみ
相対座標 コマンド実行位置からの位置を表す(座標軸は固定) ~(チルダ)と数字
ローカル座標 コマンド実行位置からの位置を表す(座標軸は向いている方向で変わる) ^(キャレット)と数字

絶対座標

「絶対座標」は、ある地点の座標を数字で直接表す方法です。これが基本の表し方で、単に「座標」という場合には、絶対座標を意味します。

絶対座標は、コマンド実行地点など他の要因に左右されることはなく、ワールド内では常に一定の地点を指します。例えば「100 75 -50」なら、X座標が100、Y座標が75、Z座標が-50の地点を指します。

相対座標

「相対座標」は、コマンドを実行した地点からの座標を表す方法です。「~(チルダ)」と数字をセットで使います。

例えば「~10 ~5 ~-20」なら、「コマンド実行地点からX方向に10マス、Y方向に5マス、Z方向に-20マス」を表します。

「~」だけで使うと「~0」と同じ意味になります。よく使われる「~ ~ ~」は、コマンド実行地点を指します。

ローカル座標

「ローカル座標」は、コマンド実行地点と対象者の向きから座標を表す方法です。

「^(キャレット)」と数字をセットで使い、対象者の左方向がローカルXのプラス方向、上方向がローカルYのプラス方向、前方向がローカルZのプラス方向とします。

例えば、「^10 ^5 ^-20」なら、「コマンド対象者が向いている方向を基準に、左10マス、上5マス、後ろ20マス」を表します。「^」だけで使うと「^0」と同じ意味になります。「^ ^ ^」と「~ ~ ~」は役割としては同じです。

なお、同じコマンドの中で「~(チルダ)」と「^(キャレット)」を同時に使うことはできません。

ローカル座標を使うメリット

座標の向きを調べる必要がない

絶対座標や相対座標は、この方向がX座標なのかZ座標なのか、プラスなのかマイナスなのかを常に意識して打ち込む必要があります。

例えばfillコマンドを使うとき、絶対座標なら始点と終点の座標を調べる必要がありますし、相対座標なら方向を正しく認識していないと、予想外の地形や建物を削ってしまうこともあるでしょう。

しかしローカル座標の「^(キャレット)」なら、コマンド実行者の向いている方向が基準となるため、X座標やZ座標を気にする必要がなく、直感的に理解しやすいメリットがあります。

対象の向きを基準にした処理ができる

コマンドを使った遊びをするときに、「プレイヤーの周りにクリーパーを落としたい」といった指示をすることもあるでしょう。

このとき、「~(チルダ)」ではX座標やZ座標を基準としたコマンドになりますが、「^(キャレット)」なら「^ ^5 ^5」のように入力すれば、対象がどこを向いていても、上5マス、前方5マスを狙って実行してくれます。

▼相対座標「~(チルダ)」の場合

/execute at @a run summon creeper ~ ~5 ~5

すべてのプレイヤーの、Y座標+5、Z座標+5の位置にクリーパーをスポーンさせる

▼ローカル座標「^(キャレット)」の場合

/execute at @a run summon creeper ^ ^5 ^5

すべてのプレイヤーの、上5マス、前方5マスの位置にクリーパーをスポーンさせる

まとめ

3つの座標の表し方をマスターすると、コマンドで狙った場所に処理を実行できるようになります。

それぞれを的確に使い分けて、正しい場所に正しい効果が発生させましょう。

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