【マイクラ】fillコマンドでブロックを積んだり置き換えたりする方法を解説【Minecraft】
マインクラフト(マイクラ)のfill(フィル)コマンドは、指定した範囲内にブロックを生成したり、別のブロックに置き換えたりすることができるコマンドです。
この記事では、fillコマンドの使い方を解説します。大きな固まりを生成したり、まとめて置き換えたりする方法を知りたい人は参考にしてください。
1)コマンドを入力できるようにする
fillコマンドを利用するには、まずコマンドを入力できるようにする必要があります。以下の記事を参考に設定してください。
2)fillコマンドを入力する
fillコマンドは、/fillで入力します。まずは、指定した座標に銅ブロックの固まりを生成してみましょう。
※「minecraft:」は自動で補完されます。
このコマンドなら、「(X30,Y64,Z50)から、(X34,Y68,Z54)の範囲に、銅ブロックの固まりを生成する」という意味になります。
コマンド解説
/fillに続き、ブロックを置きたい範囲の最初の座標と終わりの座標、置きたいブロックを指定します。
始点の座標と終点の座標
2つの座標は、範囲内でXYZ座標のすべてが最小になる地点を始点に、範囲内でXYZ座標のすべてが最大になる地点を終点にするとよいでしょう。こうすると生成位置がイメージしやすくなります。
Java版や統合版(PC)では、視線を合わせたブロックの座標が予測変換で現れますので、目印ブロックを置いてそれを入力すると失敗がありません。Switchでは、目印ブロックの真上に立って視点を合わせ、Y座標の数字を-1したものを入力しましょう。
座標には、直接数字で指定する方法のほか、相対座標(~を使って表す方法)やローカル座標(^を使って表す方法)を使うことができます。これらはコマンド実行者の位置が基準となる性質を理解しておきましょう。
ブロックID
2か所の座標に続いて、置きたいブロックを指定します。「minecraft:」の部分は自動で補完されます。
なお、地面から浮いた形で生成することもできますが、その場合でも、砂や砂利など支えが必要なブロックは落下します。
生成の形を変える
fillコマンドでブロックを出現させるとき、範囲内を完全に同じブロックで埋めるだけではなく、条件をつけて置き方を変えることができます。条件はブロック名に続いて入力します。
使える条件は以下のとおりです。デフォルト(条件を指定しなかった場合)はreplaceです。
destroy | 範囲内のすべてのブロックを、指定したブロックに置き換える。そこにあったブロックはアイテムとしてドロップする。 |
hollow | 範囲内の外側(面に当たる部分)のみを指定したブロックで置き換える。内側は空気ブロックに置き換えられる。 |
keep | 範囲内の空気ブロックのみを、指定したブロックに置き換える。 |
outline | 範囲内の外側(面に当たる部分)のみを指定したブロックで置き換える。内側は置き換えられない。 |
replace | 範囲内のすべてのブロックを、指定したブロックに置き換える。そこにあったブロックはドロップしない。(デフォルトの処理) |
例えば、外側がレンガブロックで中身は空洞(空気ブロック)の固まりを作るコマンドは以下のとおりです。
※「minecraft:」は自動で補完されます。
※統合版はbrick_blockです。
建物や部屋の壁だけ生成して、内装は自由に作りたいときに役立ちます。
ブロックの種類を置き換える
fillで指定した範囲内の、特定のブロックだけを置き換えることもできます。先ほど生成したレンガブロックを、まとめてダイヤモンドブロックに変えてみましょう。
レンガブロックだけが変わったことの証明として、黄色い羊毛の像を中に作っておきます。
コマンドは以下の通り。
※「minecraft:」は自動で補完されます。
※統合版はbrick_blockです。
範囲内の始めの座標、終わりの座標を入力したら、変更先のブロックID、replace、変更元のブロックIDの順に入力して実行します。
指定したブロック以外は変わらないので、^や~を使って範囲をざっくり指定するのもありでしょう。
空気に置き換えれば整地にも使える
マイクラでは、空気もブロックとして扱われています。そのため、あるブロックを空気ブロックに置き換えるコマンドを打つことで、それらを削除することができます。
逆に、空気ブロックを別のブロックに置き換えて、例えば洞窟をダイヤモンド鉱石で埋め尽くすといった事もできます。
この方法を使った整地については以下の記事で解説していますので参考にしてください。
まとめ
fillコマンドは、大規模な建築や整地など、なにかと使う機会が多い便利なコマンドです。
一方、正しく使わないと地形や建築物を一気に破壊してしまう可能性もありますので、座標の指定は慎重に行いましょう。