【マイクラ】MODとはなにか。魅力や注意点とおすすめのMODを紹介【Java版】

マインクラフト(マイクラ)のJava版はPCでプレイしますが、もっとも大きな魅力がMODの存在です。MODがあることで、Switchなど統合版にはない、自由度の高い遊び方をすることができます。

この記事では、MODとはなにか、その魅力や利用するうえでの注意点と、おすすめのMODを解説しています。MODに興味がある人は参考にしてください。

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MODとは

ゲームデータの改造

MODとは、「modification」という英単語を省略したもので、主にパソコンのゲームデータを改造したデータを指します。

「改造」ですので、本来のゲーム開発者が意図したものではなく、ファンなどが自主的に制作したものであり、基本的には無料で配布されています。

見た目の変更から新たな要素の追加、ゲームを進めやすくする裏技的なものまで、MODにはさまざまな種類があります。パソコンがゲーム用機器として確かな地位を築いているのは、スペックだけではなく、MODの存在があってこそと言っても過言ではありません。

MOD対応は開発者次第

ゲーム開発者、開発会社の中でMODの考え方や対応は分かれており、MODが制作しやすい環境を整えている作品もあれば、MOD制作が困難な仕組みにしている作品もあります。

その中で、マイクラはMOD制作がしやすいゲームと言えるでしょう。Youtubeなどでマイクラの配信や動画投稿を行う人のほとんどはMODを利用しており、動作を軽くしたり、ビジュアルを強化したりするMODが人気です。

MODを使って、通常のサバイバルモードでは楽しめない、まったく新しいゲームを作り上げている人もいます。

MODはJava版のみ。統合版はアドオン

マイクラでMODを利用できるのは、Java版のみとなります。Switchやスマホなどはもちろんのこと、パソコンの統合版でもMODを利用することはできません。

これは、特にゲーム機はデータの改造から強力に保護されており、他のプラットフォームとのマルチプレイを行える仕組みにするには、MODを制限する必要があるからです。

その代わり、統合版には「アドオン」と呼ばれる仕組みがあります。主に公式のマーケットプレイスで配布されており、MODほどの自由度はないもののマイクラをより楽しいゲームにしてくれるものもたくさんありますので、興味があればチェックしてみるのもよいでしょう。

MODの導入は自己責任

MODを導入するうえで知っておきたいのが、MODの導入は自己責任であり、なにかトラブルが起きてもゲーム開発者が責任を取ることはないという点です。

MODは非公式の改造データであり、開発者が本来想定していない動きをさせるものです。開発者が責任を取らないのは当然のことです。

また、MODの中に悪質なプログラムが仕込まれるケースもあり、過去にはマイクラでも、大手MODサイトで配布されていたMODの中に、ウイルスが仕込まれる事案が発生しました。

MODは安全性の高いサイトのみから入手すること、入手したMOD(ファイル)のウイルスチェックを行うこと、すでに安全性が確認されているMODのみを利用することなどを意識しましょう。MODがアップデートされるタイミングも注意が必要です。

筆者おすすめMOD

影MOD

マイクラJava版のMODとしてもっとも有名なもののひとつが、「影MOD」ではないでしょうか。

影MODは、通常のマイクラのビジュアルを強化し、世界を美しく見せてくれるMODです。影MODにはさまざまな種類がありますので、好みのものを探してみるのもよいでしょう。

なお、今後のアップデートでは、統合版でも影MODのような美しいビジュアルを楽しめる公式機能が追加される予定です。

Axiom

マイクラJava版の建築を拡張するMODとしては「Worldedit」が有名ですが、近年愛用者を増やしているのが「Axiom」です。

マイクラを画面ごとカスタマイズして「Blender」などの3D制作ツールのように扱えるのが大きな魅力で、直感的に操作できるため、Worldeditに難しさを感じていた人にも、一度は使ってみてほしい建築MODです。


まとめ

マイクラは、ベースとなるゲームシステムが楽しいのはもちろんのこと、MODが存在することで動画配信や投稿で大きな人気を獲得してきた側面もあります。

利用はあくまで自己責任であることを理解しつつも、マイクラをより自由に楽しむ方法のひとつとして、MODの利用を検討してみるのもありでしょう。