【マイクラ】Java版でスポーンチャンクのデフォルト値が縮小されるスナップショット24w03aが配信に【Minecraft】
マインクラフト(マイクラ)のJava版において2024年1月17日、 24w03aのスナップショットが配信されました。
Java版1.20.5で行われる変更に対するスナップショットであり、テストやフィードバックを経て正式実装となります。
このスナップショットでは、1.21要素となるアルマジロの仕様変更のほか、Java版の特権とも言えるスポーンチャンクのデフォルト値を狭くする変更が行われています。
この記事では、スポーンチャンクの変更点について紹介します。なお、こちらの要素は正式実装前のものであり、変更になる可能性があります。
スポーンチャンクを98%削減へ
スポーンチャンクとは
Java版では、スポーンチャンクという範囲が設定されています。
これは、ワールドを作成したときにスポーンした位置の周辺に設定されるもので、この範囲はプレイヤーがどこにいても読み込まれ続ける性質があります。
そのため、このエリア内に自動化機構を設置することで、それらが止まることなく稼働し、アイテムを効率よく入手することができます。
一方、常に読み込まれ続けることは、ゲームを重たくする要因にもなり得ます。
スポーンチャンクは3×3チャンクのみに
現在のスポーンチャンクの範囲は、半径10(19×19チャンク)です。それが24w03aのスナップショットでは、デフォルト値が半径2(3×3チャンク)にまで縮小されています。サイズにして98%の削減となります。
読み込む範囲を縮小することで、マイクラの動きは軽くなります。スペックが低めのPCであっても、Java版を快適にプレイできるメリットはあるでしょう。
一方、スポーンチャンクに多くの自動化機構を配置しているプレイヤーは影響を受けそうです。48マス四方はかなり狭いため、配置する機構は厳選する必要があるでしょう。
コマンドや初期設定で変更可能に
今回の変更に合わせ、スポーンチャンクを変更する新たなコマンドが追加されます。
◯の部分に0~32の数字を入れることで、スポーンチャンクの範囲を変更することができます。0ならスポーンチャンクは無効に、2は新しいデフォルト値、10は現在のデフォルト値です。
チートモードをオンにするか、あるいはワールド生成時の初期設定で変更が可能です。
初期設定さえ忘れなければ、これまでどおり、またはそれ以上のスポーンチャンクの広さで楽しめます。進捗の達成にも影響はありません。
24W03Aの全文はこちら
スポーンチャンクのほか、さまざまな変更が行われています。全文は以下で確認してください(英語)。
Minecraft: Java Edition – Snapshot 24W03A
まとめ
スポーンチャンクのデフォルト値が変更されることで、多くのプレイヤーにとっては動作の軽量化効果があるとのことですので、まずはそれがどの程度のものか見極めたいところです。
また、スポーンチャンクの広さが初期設定で変更になることで、これまで通り、あるいはこれまで以上の広さで楽しむことも可能です。全体としては自由度を高めるための変更と言えるでしょう。