【マイクラ】統合版の影MODこと「バイブラントビジュアル」の試し方や設定、環境を解説【統合版】

2025年4月9日

マインクラフト(マイクラ)のJava版には、ゲーム内の光や水、風景の表現を強化する「影MOD」と呼ばれる非公式の機能があります。

統合版はMODがないため影MODはありませんでしたが、今後のアップデートにおいて、「公式影MOD」とも言える「バイブラントビジュアル」が実装されることが明らかになりました。

「バイブラントビジュアル」は、すでにベータ&プレビュー版の実験的機能として試すことができます。この記事では、「バイブラントビジュアル」の試し方や、実際にどうなるのかを解説しています。

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「公式影MOD」バイブラントビジュアルの試し方

テスト可能環境

「バイブラントビジュアル」は、現時点で統合版のベータ&プレビュー版の実験的機能として試すことができます。

現時点では、Xbox、PlayStation、Android、iOS、PCに対応しています。また、以下の要件も設けられています。これらは今後緩和される可能性があります。

  • Android:Adreno 640、Mali-G68、Mali-G77、または Xclipse 530 以上のGPUを搭載した端末
  • iOS:A12チップ、M1チップ、またはそれ以降のデバイス
  • PC:DirectX 12(DX12)でMinecraftを実行している環境

導入方法

対応する機器でベータ&プレビュー版を起動したら、新しいワールドを作成する、もしくは既存のワールド設定の「実験」にある「Vibrant Visuals」トグルをタップして有効(緑色の状態)にしましょう。

ワールドを作成した後、ビデオ設定からグラフィックモードに進み、「描画優先」から「遅延技術プレビュー」に切り替えます。

遅延技術プレビューに切り替えると、「パフォーマンス優先」「グラフィック優先」「カスタム」の項目が現れます。これは新しいビジュアルを適用する範囲の設定で、私の環境では、パフォーマンスでは8チャンク、グラフィックでは24チャンクのビジュアルが更新されました。

プレイ環境によっては、グラフィックを優先するとゲームが重たくなる可能性がありますので、マシンに負荷がかからない設定で楽しみましょう。

パフォーマンス優先(8チャンク)

グラフィック優先(24チャンク)

どちらも、光の表現や水面に映る木々など、これまでのマイクラの見た目とは大きく変わっていることが分かります。Java版の影MODのようだと言われるのも理解できるのではないでしょうか。

テスト中のため不具合あり

「バイブラントビジュアル」はテスト中の機能のため、現時点ではさまざまな不具合が発生する可能性があります。公式で確認されているものは以下のとおりです。(リリース時点)

  • 一部のAndroidデバイス、特にMali GPUを搭載したものでは、視覚的な不具合が発生する場合があります。
  • 水面下で8ブロック以上深い場所の地形は暗く表示されます。
  • 地中や影のある場所に光が漏れたり、特に洞窟の入り口付近で影が出たり消えたりすることがあります。
  • スリープからの復帰後や、設定を開いたりワールドから退出したりした後に、テクスチャがピンク色になることがあります。
  • 特定の条件下では、金属質の表面に視覚的な不具合が発生する場合があります。
  • 発光する表面が発光しなかったり、白く表示されたりすることがあります。
  • カスタムブロックのアイコンが現在表示されておらず、現在問題の解決に取り組んでいます。

Java版の実装予定は?

Java版には影MODがありますが、ゲーム内の設定でビジュアルが強化されるのであれば、そのほうが楽なのは間違いありません。公式機能であれば、ゲームの動作に与える影響が少なくなることも期待されます。

「バイブラントビジュアル」は統合版に先に実装されますが、Java版でも実装の準備が進められています。プレイヤーだけでなく、MODやリソースパックの制作者にも役立つ形で導入することを目指しているとのことです。