【マイクラ】世界の広さはどれくらい?ワールドボーダーの仕組みとコマンドで設定する方法も解説【Minecraft】
マインクラフト(マイクラ)では、どこまで移動しても新しいバイオームが生成されるため、ワールドは無限に広がっているというイメージを持っている、あるいはそう聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際のところマイクラのワールドの広さには上限があります。広さはどれくらいなのか、端っこまで行くと何があるのか解説します。
また、ワールドの範囲を任意に決定するコマンドも紹介します。
プレイヤーの移動可能範囲は6000万×6000万
マイクラの世界でプレイヤーが移動できるのは、縦横6000万ブロックの範囲です。座標で言うと、X座標とZ座標が-3000万から3000万まであるということになります。
これは、オーバーワールド、ネザー、エンドのそれぞれにこの広さがあります。ちなみに高さ(Y座標)は、-64から320がブロック設置可能な範囲となります。
座標の見方についてはこちらの記事をどうぞ。
とはいえ、サバイバルモードで世界の端に到達するのは難しいでしょう。エリトラを使ったとしてもあまりに遠いですし、生成されたワールドの範囲が広がるほどゲームのデータが大きくなり、正常にプレイすることが難しくなります。
特に統合版では、スマートフォンなどゲームをするにはスペックが低めの端末にも対応させている都合上、さまざまな不具合が生じます。
以下はテレポートコマンドを使用しています。
世界の果てにはなにがあるのか
Java版はワールドボーダー
世界の果ての少し手前には、ワールドボーダーと呼ばれるバリアのようなものが存在します。通常は外に出ることはできず、エンダーパールなどなんらかの方法で出てしまうと、サバイバルモードではダメージを受けます。
ワールドボーダーはコマンドですり抜けることはできますが、コマンドを使っても-3000万から3000万のXZ座標より外に行くことはできません。
統合版(Switch/スマホなど)は生成がおかしくなる
統合版にはワールドボーダーはありませんが、-3000万から3000万のXZ座標より外に行くことはできないのはJava版と同じです。
以下は統合版で撮影した限界付近の風景です。Java版と同じパソコンを使用していますが、生成がうまくいっていません。他のゲーム機やスマホではもっとひどい状況になることが予想されます。
【Java版限定】ワールドボーダーはコマンドで操作できる
ワールドボーダーはコマンドで出すことができます。PVPなどエリアを制限した遊びたいときに利用できそうです。
チートモードをオンにして以下のように入力しましょう。
ワールドボーダーの中心を設定
ワールドボーダーの中心を設定します。X座標とZ座標を入力して指定することもできますし、以下のコマンドではプレイヤーの現在地を中心にできます。
ワールドボーダーの広さを設定
このコマンドでは、50×50ブロックのワールドボーダーを作成します。
ワールドボーダーの縮小・拡張を設定
大きさを指定する数字の後に別の数字を入力すると、その秒数をかけてワールドボーダーのサイズが変化するようになります。バトロワゲームでよく見るエリア収縮と似た仕組みです。
以下のコマンドでは、現在のワールドボーダーが60秒かけて10×10サイズに縮小します。
ダメージ量や警告なども設定可能
これ以外にも、ワールドボーダーにはさまざまなコマンドが設定可能ですので、うまく使えばさまざまな遊びが楽しめるのではないでしょうか。
幻の世界「ファーランド」とは
ベータ1.8までのマイクラでは、ワールドボーダーはなく世界は文字通り無限に生成される仕様となっていました。
ただし、プログラム上の制約で事実上の制限があり、ワールドの中央から遠く離れると生成がおかしくなったり、ゲームの進行がストップしたりする現象がありました。こうした現象をファーランドと呼びます。
ベータ1.8以降は、MODなしのサバイバルモードにおいてファーランドが出現することはありません。
現在でも、Java版では古いバージョンでプレイすればファーランドに立ち入ることはできますが、パソコンに大きな負荷がかかる可能性もあるため自己責任でお願いします。
まとめ
マイクラの世界は実は有限です。とはいえ、普通にサバイバルモードをプレイする上で、3000万の座標まで行く必要はほぼありませんので、ほとんど無限と考えても問題ないでしょう。
知識として知っておけば、誰かに自慢できるかもしれません。