【マイクラ】チャンクとは。プレイへの影響や調べ方を解説【Minecraft】
マインクラフト(マイクラ)のワールドは、チャンクと呼ばれるエリアに区切られています。
今回の記事では、チャンクとはなにか、プレイにどんな影響があるのか、調べる方法などを解説します。
チャンクとは
16×16の範囲
チャンクとは、縦(X座標)16ブロック✕横(Z座標)16ブロックの上から下までを指すエリアのことです。
X座標0、Z座標0の地点から順に、16×16のチャンクが設定されています。
読み込み範囲を制限する仕組み
プレイヤーから一定の範囲のチャンクのみが読み込まれ、それ以外の場所では動きが停止したような状態になります。例えば、読み込み範囲外のチャンクでは敵は発生しませんし、畑に植えた作物が成長することもありません。
マインクラフトの世界はほぼ無限とも言えるほど広がっているため、そのすべての範囲で動作をシミュレートしてしまうと、どれだけハイスペックなパソコンであっても耐えられるものではありません。
そのため、プレイヤーに近いチャンクのみを読み込むようにし、負担の軽減を図っているのです。
チャンクを知ってトラブルを防ぐ
チャンクがさまざまな動作に関係している都合上、チャンクをまたいで設置されている自動化機構は、まれに誤作動を起こす場合があります。過去には村人やモブが消失するバグが発生したこともありました。
これらはアップデートで修正されることがほとんどですが、初めからチャンクを意識したまちづくりをしておけば、トラブルに見舞われることも少なくなります。
チャンクの表示・計算方法
Switchなど統合版の確認方法
Switchなど統合版では、普通の手段でチャンクを表示する方法はありません。
X座標とZ座標をそれぞれ16で割り、割り切れるところがチャンクの境目となります。X座標とZ座標ともに商が同じになる座標は同じチャンク内となります。
Java版の確認方法
Java版は「F3+G」で簡単に表示できます。
スポーンチャンクとは(Java版限定)
Java版限定の仕様としてスポーンチャンクがあります。スポーンチャンクでは、プレイヤーがいてもいなくても時間が止まることはありません。
スポーンチャンクは、初期スポーン地点(ワールド生成時にプレイヤーがスポーンした場所。ベッドを壊して死んだときにスポーンする場所でもある。)を中心に19×19チャンクの範囲に設定されています。(【追記:2024年1月18日】公式見解を元に範囲を修正しました。)
常時動かしておきたい自動化機構をスポーンチャンク内に設置するのはよいアイデアでしょう。
ランダムティックとチャンク
チャンクは高さ16ブロックごとにセクションに分割されています。
マインクラフトにおける時間の単位であるティックごとに、それぞれのセクションからランダムな処理を行う仕組みをランダムティックと呼んでいます。
例えば、作物が成長したり、ツタが伸びたり、氷が溶けたりといった要素は、ランダムティックによって決定されています。
統合版では読み込まれているチャンク内ではすべてのティック処理が行われますが、Java版ではチャンク読み込みの有無に関わらず128ブロック未満の範囲に含まれるチャンクでのみティック処理が行われます。
チャンクベースについて
自分のワールドのシード値を入力すると、エンドポータルやネザー要塞、スライムチャンクなどあらゆる建物や特定のスポットの場所が分かる、「チャンクベース」というサイトがあります。
統合版でもJava版でも使える便利なサイトではありますが、一方で自分で探索して見つける喜びはなくなりますので、使うかどうかは慎重に判断したほうがいいでしょう。
利用方法についてこの記事では紹介しませんので、興味がある方は自分で検索して使ってください。
まとめ
マインクラフトにおいて、チャンクは非常に重要な役割を果たしています。普通にプレイする上でほとんど意識することはありませんが、上級者を目指すのであればぜひ知っておきたい要素の1つです。