【年末企画】マイクラの2024年振り返りと2025年の展望を攻略サイト管理人の目線から。~もはや懐かしい目押し騒動~

2024年もまもなく終わろうとしています。もう年内に大きなアップデートはないでしょうから、このあたりで今年のマイクラを振り返っておきます。

当サイトは、攻略サイトという性質上、ライター個人の思いを表に出すことはほとんどないのですが、2024年はこんなことを考えながら記事を書いたんだだなと思って読んでいただければうれしいです。

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新要素追加アップデートを4回実施

まずは、2024年に追加された主な内容を振り返りましょう。

4月
6月
10月
12月

2024年は、マイクラにとって大きな転換点となった年でした。

ここしばらくは、年に一回の大型アップデートと小型アップデートという流れで来ていたところ、1年のうちに中小規模のアップデートを何度も実施する方向へと変更されたのです。

マイクラも長寿ゲームになり、さすがに一時期ほどの勢いはありません。盛り上がりを継続していくためのさまざまな取り組みを、Mojangも模索しているということなのでしょう。

2024年のマイクラトピック

モブ投票が廃止

年一回の恒例行事だったモブ投票の廃止も大きなトピックでした。

これまでも、一部のインフルエンサーによって投票行動が歪められたり、多数を占めるアメリカユーザーの票が大勢を左右したり、投票せずすべて実装しろという声が上がったり、さまざまな問題も指摘されていたモブ投票。

あれはあれで楽しさはありましたが、私自身も投票したモブが実装されたことはほぼなかったので、若干のもやもやを抱えていたのは事実。

これからは、発表されたものが確実に実装されるので、そういう意味では無駄に期待したりがっかりしたりすることはなくなりますね。

カニやペンギン、今からでも復活しないかな… アルマジロもかわいいんですけどね。銅の需要が増した今となっては、カッパーゴーレムも待望されます。

メイスの衝撃

トリッキートライアルアップデートの話題に戻ると、久々の近接武器として追加されたメイスは衝撃的な性能でした。

落下した距離が長ければ長いほどダメージが上がるというトリッキーな性能で、エンダードラゴンやウォーデンをも一撃で倒せるほどの攻撃力は、大きな話題となりました。

一見チート級の武器が登場したようにも見えつつ、十分な高さを用意することのハードルは高く、正式実装後に仕様調整が行われていないことを見ても、しっかりバランスは取れていたように思いました。

これからも、メイスのようにトリッキーな遊び方ができるアイテムが増えてほしいと切に願います。

宝物庫の目押し騒動

同じアップデートでは、トライアルチャンバーの中に「宝物庫」「不吉な宝物庫」が登場。鍵を使って開いてアイテムを取り出すのですが、実装当初には「アイテムは目押しで当てられるのではないか」との情報が国内外で出回りました。

実際は、実装前のスナップショットの段階で目押しは不可能であることが明言されていたのですが、検索上位でよく見かける某攻略サイトが目押しが可能であるとの記事を公開したこともあり、しばらくは目押し論者が消えることはありませんでした。

当サイトでも、記事中で目押しが不可能である点を強調してはきましたが、誤った情報の打ち消しに多少でも貢献できたのでしょうか。スナップショットの段階から仕様の変更をチェックし続けてきたからこそ書けた記事だと思っているので、これからもそういう姿勢は忘れずに取り組んでいきます。

2025年の展望

そろそろネザーに期待

さて、2025年のマイクラがどうなっていくかという話ですが、12月半ば時点でスナップショットやベータ&プレビューの更新は来ておらず、次のアップデートがどうなるかについて、まったく予想することはできません。

ネザーは2020年のネザーアップデート以降、新要素が来ていませんので、そろそろ来てもいい頃なんじゃないかという気もします。エンドに期待する声もありますが、あそこはエンドコンテンツ的な側面が強いので、そこまで優先度が高くない予感がしています。

また、ペールガーデンのアップデートでは新しい構造物がなかったので、次のアップデートではそのあたりに期待したい気持ちもあります。

見送り中の村人取引アップデートはどうなる?

「そういえばあれどうなったんだ?」というところで言うと、「村人取引アップデート」がどうなるかも気になるところ。バイオームごとに取引内容が変わるというのは面白いアイデアだと思いつつ、特に司書ガチャが面倒になることに対しての反発の声が強く、実現には至っていません。

2023年に発表されて以降、一応実験的機能として残ってはいるのですが、これだけ長期間放置されている状況を見ると、そのまま導入されることはおそらくないんだろうなという気がしています。

ただ、それに巻き込まれる形で行商人アップデートも止まっているので、こっちは実現してあげてもいいんじゃないでしょうか。

コミュニティの勢いを取り戻せるか

最後は、マイクラというゲームそのものというよりコミュニティの話になります。

特に今年後半以降、私の観測している範囲でマイクラの動画投稿や配信の量が少なくなっています。みなさんがチェックしているYoutuberさんの中にも、「そういえば最近マイクラの配信してないな(少ないな)」という人がいるのではないでしょうか。

12月のペールガーデン追加アップデートにおける当ブログの状況を分析したとき、単純に新要素を追加していくだけでは関心が高まりきらない現状が見えてきています。もちろん、ここから年末年始に向けて、ある程度伸びていくことは予想されますが。

これは、ゲームの多様性という観点で言えばいいことです。最近はビッグタイトルばかりではなく、インディーズゲームやより小規模のゲームにも目が向くようになってきました。

とはいえ、ゲームもマイクラも大好きなひとりの人間としては複雑な部分があって、もう少し賑わいを取り戻してほしいなと思っているのが正直なところです。

最近ではマルチプレイができるゲームはとても多くなりましたが、大人数かつ、銃撃や犯罪といった生々しい要素がなく安心して楽しめるゲームとしては、依然として最高峰だと思っています。

近年は教育現場でも活用されるなど、マイクラのプラットフォーム化が進んでいますが、そこで落ち着いてしまうのではなく、ゲームとして魅力的な存在であり続けてほしいと切に願います。