【マイクラ】ホッパータイマーの作り方を解説。クロック回路の信号の長さを調節して送るのに便利【統合版・Java版】
マインクラフト(マイクラ)でさまざまな装置を作るとき、「一定の間隔でレッドストーン信号を送りたい」という場面はたくさんあります。
多くの場合は一般的なクロック回路でなんとかなりますが、信号が速すぎて装置が機能しない場面もあります。そんなときにおすすめなのがホッパータイマー式のクロック回路です。
この記事では、ホッパータイマーの作り方を解説します。例えばディスペンサーの水の出し入れなど、クロック回路のレッドストーン信号の長さを調整する仕組みを作りたい人は参考にしてください。
ホッパータイマーの作り方
完成形と仕組み
最初に完成形を見ておきましょう。ホッパーの中には、適当な数のアイテムが入っています。
ホッパーには、レッドストーン信号が与えられると搬出が停止するという性質があります。そのため、レッドストーンブロックが上にあるホッパーには、向かい合うホッパーから一方的にアイテムが流れ込みます。
ホッパーが空になると、その外側にあるレッドストーンコンパレーターからの信号が止まり、粘着ピストンが縮んでレッドストーンブロックが引き寄せられます。この繰り返しです。ホッパーの中のアイテムの数によって、信号の周期を変えることができます。
レッドストーン信号をレッドストーンブロックから拾うことで、一定の周期でレッドストーン信号をオン・オフする仕組みになっています。
材料
ホッパータイマーの材料は以下のとおりです。
- ホッパー×2
- レッドストーンコンパレーター×2
- 粘着ピストン×2
- レッドストーンダスト×2
- レッドストーンブロック×1
- 適当なアイテム(64個スタックするアイテム推奨)
1)ホッパーを向かい合わせる
適当なブロックを設置し、そのブロックに向かってホッパーを設置します。
ブロックを壊したら、もうひとつのホッパーを、先に設置したホッパーに向かい合うように設置します。ホッパーの口同士がくっつく形になります。(ラブホッパーと呼ばれています。)
2)レッドストーンコンパレーターを設置する
ホッパーの外側にレッドストーンコンパレーターを設置します。矢印が口とは反対の方向に向くようにします。
3)粘着ピストンを設置する
レッドストーンコンパレーターの上に粘着ピストンを設置します。内側を向くように設置しましょう。
4)レッドストーンダストを設置する
レッドストーンコンパレーターの外側に適当なブロックを置き、その上にレッドストーンダストを置きます。
5)レッドストーンブロックを置く
いずれかのホッパーの上に、レッドストーンブロックを設置します。
6)ホッパーにアイテムを入れる
ホッパーの中にアイテムを入れます。ホッパーのアイテムと、上のレッドストーンブロックが行き来することを確認できたら完成です。
ホッパーにアイテムを入れると、1個につき0.8秒の間隔で信号がオンオフされます。例えば10個のアイテムを入れると、8秒ごとにレッドストーン信号のオンオフを繰り返すシステムになります。(4秒オン4秒オフの繰り返し)
ただし、実際はラグによって時間がずれることが多いため、あまりきっちり計算して組むよりも、多少の余裕をもってアイテムの数を多めにすることをおすすめします。
ホッパータイマーの使い方
ホッパータイマーを使用するときは、レッドストーンブロックのところからレッドストーン信号を拾い、その先の装置を動かしたり止めたりする形になります。
使用例:水の出し入れ(天空トラップタワーなど)
例えば、以下のようにレッドストーンブロックからディスペンサーに信号が流れる形にします。中には水入りバケツが入っています。水によって装置が壊れることを防ぐため、追加でブロックを設置しています。
こうすると、最初にレッドストーンブロックがディスペンサーの後ろに来たタイミングで水入りバケツを発射し、手前に水が設置されて空のバケツを収納します。
1回オフになって次にレッドストーンブロックが来たときに空のバケツが発射され、手前の水を回収します。これを設定した時間ごとに繰り返します。
天空トラップタワー(TTT)では、この水流で敵モブを強制的に誘導し、トラップの湧き効率をアップさせることがあります。
ホッパータイマーのオン・オフ
ホッパータイマー自体を止める仕組みを作りたいときは、粘着ピストン、またはレッドストーンコンパレーターとレバーを接続し、それをオン・オフするだけです。
まとめ
ホッパータイマーの作り方を覚えると、クロック回路のレッドストーン信号の周期を自由に操れるようになります。
仕組みは分からなくても作り方は難しくありませんので、ぜひ作れるようになっておきましょう。