【マイクラ】チェストにたまったアイテムを効率よく捨てる機構の作り方を解説【Minecraft】

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マインクラフト(マイクラ)でトラップや自動化装置を作成したとき、チェストがアイテムでいっぱいになってしまうことがあります。そうなると、ホッパーで回収されなかったアイテムはあふれ、場合によっては手持ちに拾ってしまうことになります。

そこで、チェストにたまった使い切れないアイテムは定期的に処分する必要がありますが、それを手作業で行うのは簡単ではありません。

この記事では、チェストにアイテムがたまったとき、より手軽にアイテムを捨てる機構の作り方を2つ紹介します。

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手動式の簡単な装置

まずはシンプルなものから紹介します。材料さえあれば数分でできる、手軽で失敗も少ない機構です。

チェストの下にホッパー、その下に下向きのドロッパーを取り付けます。ドロッパーに向かい合わせのオブザーバー2つで作ったクロック回路を接続したら、オブザーバーの片方を粘着ピストンで押し引きできるようレバーと合わせて設置します。

粘着ピストンに信号が送られる形になっていれば、レバーの位置はどこでもいいです。

ドロッパーが吐き出す先に、マグマサボテンなどでアイテムをすぐに処分できる機能を作ります。5分経過の自然消滅を待ってもいいですが、マイクラの動作が重たくなる可能性があります。

エンドに作るエンダーマントラップなど、奈落の場合はそのまま捨ててもOKです。

アイテムを処分するときは、レバーを引くだけ。処分が終わったらレバーを戻します。レバーをドロッパー側に付ければ粘着ピストンは必要ありませんが、常時カチカチ音が鳴り響くのでおすすめはしません。

完全自動のごみ捨て装置

チェストの中身をコンパレーターが感知

続いては全自動タイプ。チェストに一定量のアイテムが溜まったら自動で捨ててくれる機構です。前からの見た目はほぼ同じ。チェスト、ホッパー、ドロッパーの順につなぎ、その下にマグマなどを設置します。

ここで登場するのが、レッドストーンコンパレーターです。コンパレーターには、中のアイテムの残量に応じた強さの信号を検出できるという特徴がありますので、それを利用します。

コンパレーター1を比較モード(デフォルト)でチェストの後ろに設置し、その横にコンパレーター2(比較モード)を設置。コンパレーター2に向かってホッパーを取り付け、中にスタックしないアイテムを5つ入れます。これで、横から強さ15の信号が送られます。

この形にすると、チェストがいっぱいになったときだけ、正面に強さ15の信号が送られます。

そして、コンパレーター1の奥にコンパレーター3を減算モードで置きます(設置後に一度タッチ)。1つ奥の下に上向きのオブザーバーを設置したら、レッドストーンダストをくるりと一周させてクロック回路を作ります。

このクロック回路は、コンパレーター1が信号を流したとき、つまりチェストがいっぱいになったときに作動します。

オブザーバーの下にレッドストーンダストを置いてクロック回路からの信号を拾い、これをドロッパーまで伸ばせば完成です。

信号の速度の関係で、満タンより少し余分に捨てますが、これはやむを得ない部分です。捨てる速度を上げたければ、ホッパーとドロッパーを増やして、レッドストーンダストを分岐してつなぐのもありです。

複数アイテムを処理する際の注意事項

この機構の注意事項としては、チェストに複数のアイテムが入る形になっているとき、チェストがいっぱいになったと判断されるのに時間がかかる可能性があったり、場合によっては稼働しない可能性がある点です。

理由としては、コンパレーターはチェストのすべてのスロットのアイテムが上限までスタックしているときに、いっぱいになったとみなして15の信号を送るから。

64個までスタックするアイテムAが32個、それ以外は埋まっているとしましょう。このとき、チェストの上のホッパーにA以外のアイテムが詰まっていると、チェストのAが64個たまることはなく、そのため信号が送られることもないのです。

対策は2つあります。1つは、アイテムを完全に仕分けしてから、それぞれに排出機能をつけること。これなら確実に機能しますが、アイテム数が多くなると回路が複雑になります。

もう1つは、信号を送る条件を緩めること。コンパレーター2の横に取り付けたホッパーは、5つのスロットを完全に埋めて15の信号に設定していますが、これを4つにすることで、12の信号でもクロック回路が作動するようにします。

15の信号よりアイテムを多く捨てることになりますが、かなり止まりにくくなります。それでも止まってしまったら、必要なアイテムだけ取って、一時的に横のホッパーを空にしてすべてのアイテムを処分しましょう。

チェストが複数あるときの構造

実際のトラップや自動化装置では、複数のチェストにアイテムをためておく構造にしていることも多いでしょう。

その場合は、一番上のチェストにこの装置を接続しないとうまく機能しません。以下の画像のように、一番上のチェストから、処分用と保存用に分岐させて作ってください。

まとめ

チェストのアイテムを簡単に処分する機構を2パターン紹介しました。実際に使用する際には、トラップや自動化装置の下に接続する形になります。

エンダーマントラップなど、使い切れないほどアイテムが集まってしまうことは意外とありますので、うまく活用しましょう。